建設業界では一年の間で一番の繁忙期である年度末に、事件は起きました。

事務所で業務ファイル共有サーバーとして使用していたLANDISKから、突然ピロピロと電子音が鳴りだし、共有フォルダにアクセス出来なくなりました。
社内にはパソコン関係に詳しい社員はおらず、LANDISKを導入した保守会社へ来てもらい、点検してもらいました。
LANDISKからHDDを取り出したり、パソコンから管理画面をチェックしたり、と色々と点検していましたが、データは見えませんでした。

保守会社の担当者がLANDISKを点検している間、業務が完全にストップしていました。
なぜなら、このアクセスできなくなったLANDISKには現在進行中の現場関係のデータが全て保存されていたからです。
過去の完了した現場データは別のバックアップ用のLANDISKに移動していたので無事でしたが、今回は進行中のデータへアクセスができなくなったので、社内騒然でした。
年度末で官公庁への提出書類や各取引先への請求書など、ありとあらゆる業務データが使用できない状況なので、社運がかかっていると言っても過言ではありませんでした。

保守会社の担当者でも復旧が難しいという事で、どうしたら良いのか途方にくれていたところ、その担当者から「データ復旧の専門会社があるので、そちらに相談してみては？」と言われ、藁にもすがる思いでインターネット検索し、今回リプラスさんへ依頼する事になりました。

コールセンターの方へ状況を説明すると、「この症状だと復旧できる可能性がかなり高いですよ」と説明され、しかも出張対応でその場でデータを復旧して頂けるという事で、迷わず依頼しました。 コールセンターへ連絡して2時間後に復旧担当の方が来て下さり、到着から1時間後にはデータ復旧できる事が分かり、社員一同安心しました。

LANDISKには膨大な容量のデータが保存されており、全てのデータを復旧するには30時間程かかるとの事で、緊急で必要なデータから優先して復旧して頂ける事になりました。
次々とデータが甦る様を見るにつれて、データの大切さを改めて感じられ、今後はしっかりとデータのバックアップを実行しなければと強く決意しました。

何とか当日中には業務再開の目途がたちました。
今回はデータの復旧とともに、会社そのものを救って頂いたと思っています。
本当にありがとうございました。

今後はこのような事が無い様に十分に備えますが、身の回りで困っている人がいればリプラスさんへ紹介させて頂きます。
この度は本当にありがとうございました。